愛犬が膿皮症?3つの症状と治療方法!
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ワンちゃんが一番かかりやすい皮膚病が膿皮症という病気。
膿皮症になるととても体が痒くなり、
ひどい時は夜も寝れないくらいになります。
そんな愛犬をみたくないですよね、、、
もし膿皮症になったら、どうケアしてあげたらいいの?
どうやったら治してあげられるの?の疑問を解決しましょう!
膿皮症ってどんな病気?
膿皮症は細菌が原因で起こる皮膚炎です。
犬の皮膚には色んな種類の菌がいるんですが、
ストレスや体調がすぐれない時に皮膚環境の抵抗が低下してしまうと、
黄色ブドウ球菌という菌が異常繁殖してしまうことがあります。
それにより、発心や痒みなどが起こってしまうんです。
進行の段階別に3つの呼び方があります。
表面性膿皮症
一番外側の皮膚に発生している膿皮症のこと。
小さいプツっとしたできものができます。
表在性膿皮症
毛の根本や、毛包と毛包の間に細菌が入り込んでしまってひどくなった膿皮症。
膿がつぶれて赤くなることも、、、
深在性膿皮症
細菌が奥の方まで入り込んでしまって真皮や
皮下組織まで広がってしまった膿皮症。
ひどくなると、かきすぎて出血してしまうこともあります。
こんなときは膿皮症と疑ってくだい
- 鼻に発疹がみられる
- 体に赤い発疹がある
- 膿がでてジュクジュクしている
- 湿疹が腫れあがっている
- 膿疱がある
これ以外にもありますが、一つでもあてはまれば膿皮症の可能性があります。
どうやって治療するの?
症状や種類によって治療のやり方は変わってきます。
まずは掛かりつけの獣医に相談してください。
膿皮症の原因っていうのは獣医さんでも判断することが難しい病気です。
普段の愛犬の行動や症状を事細かに獣医さんに伝えることが治療への近道です。
その話をふまえたうえで、おおよその原因を特定していき、
治療をおこなっていきます。
一般的な治療方法
塗り薬
表面性膿皮症のような場合は塗り薬などを処方されるケースが多いです。
悪化しすぎると、塗り薬をぬっても効果がほとんどありません。
薬用シャンプー
他には薬用シャンプーを使用する場合もあります。
シャンプーといってもペットショップに普通に売っているものではなく、
薬用成分を肌につける目的のシャンプーです。
使用の際は獣医さんに相談してください。
抗生物質
これ以上、進行を抑えるために抗生物質の投与をする場合もあります。
ただ、細菌に合ったものでない場合にほとんど効かないこともあり、
様子をみて抗生物質の種類を変えて治療をおこないます。
自宅でできること
- 毛足を短くカットしてあげる
- ブラッシングをしてあげる
- 食事などで汚れたらすぐにふき取ってあげる
- しわの多い犬種はしわの間をタオルでこまめに拭いてあげる
- 雨でぬれた時はドライヤーですぐに乾かしてあげる
- ストレスをあたえない
- 食事を見直す(栄養バランス)
最後に
膿皮症は日頃からワンちゃんとコミュニケーションを取り、
ワンちゃんの異変にすぐに気が付くことが出来れば、
未然に防ぐことができる病気です。
ワンちゃんが苦しむ姿を見たくなければ、
日頃から注意して早期発見できるように心がけてください。