もしかしたら愛犬が皮膚病かもしれない

犬の皮膚病は様々な種類があります。知識がないと対処することが難しいです。このブログでは犬の皮膚に関しての症状や対処法を紹介していこうと思います。

うちの愛犬は大丈夫?ダニ対策をやらないとどうなる?

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ワンちゃん友達の間でたま~に話題にあがるダニ対策。

 

うちの愛犬には関係ないと思っていませんか?

 

最近、愛犬が体を必要以上に痒がっていませんか?

 

もしそうなら、すでにワンちゃんの皮膚に喰いついちゃっているかもしれませよ!?

 

犬に寄生するダニとは?

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ダニは動物に寄生して生活しています。

 

寄生したダニは血液や皮脂などをご飯として生きています。

 

よく犬に寄生するダニは3種類あります。

 

マダニ

マダニの大好物は犬の血液。

 

草むらなどに潜んでいることが多いです。

 

3種類の中でも一番発見しやすい大きさのダニで、

 

犬の血を吸って大きくなると500円玉くらいのサイズになることもあります。

 

こんなものが犬に寄生しているところを発見したら、

 

すぐにでも引きちぎりたくなる気持ちは分かりますが、

 

ちょっと待ってください!

 

マダニは皮膚の奥深くまで噛みついているので、

 

ちょっとした力では取れません。

 

最悪の場合、頭だけ皮膚の中に残して胴体だけちぎれることも・・・。

 

実はマダニにはウイルスや細菌を持っています。

 

そのウイルスの怖いところが、犬だけじゃなく人間にも感染する、、、

 

体に赤い発疹ができる日本紅斑熱や脳神経に影響が出るライム病などです。

 

もし愛犬の皮膚にマダニがついていたら、自分で外そうとせず、

 

動物病院へ直行してください!

 

ヒゼンダニ(かいせん)

このダニは肉眼ではものすご~く発見するのは困難です。

 

ヒゼンダニも犬から人間に感染するとても恐ろしいダニです。

 

犬がこのダニに寄生されると「かさぶた」から始まり、

 

強烈な痒みで皮膚がボロボロになり最悪の場合、命にかかわります。

 

愛犬に激しい痒みがみられたらすぐに獣医さんに診てもらってください。

 

治療は主に駆虫薬を用いて行います。

 

ニキビダニ

このダニは他のダニと比べて危険度は低いです。

 

犬の皮膚に寄生してもすぐに痒みなどがあらわれませんが、

 

体調が悪くなって免疫が落ちた時に増殖し、痒みなどの症状がでます。

 

ダニの予防方法は?

  • 家の中の環境作り(温度や湿度の調整、掃除)
  • 月に1度はシャンプー
  • 予防薬(獣医さんと相談)

 

いくつか予防方法はありますが、どの方法も完全に防ぐことはできません。

 

もし寄生された時にいち早く気づいて病院に連れて行ってあげることが

 

一番の方法だと思いますので、日ごろから愛犬のしぐさなどに注意を払ってあげてください。

 

ダニの治療法は?

愛犬が痒がっていたり、皮膚に異常が見つかったら必ず動物病院で治療してもらいましょう。

 

大きなマダニを発見して、すぐに取ってあげたい気持ちも分かりますが、

 

我慢して獣医さんに任せてください。

 

それがワンちゃんにとってもいちばんの治療法なんですから。