もしかしたら愛犬が皮膚病かもしれない

犬の皮膚病は様々な種類があります。知識がないと対処することが難しいです。このブログでは犬の皮膚に関しての症状や対処法を紹介していこうと思います。

犬の黒いかさぶたは超危険!?その正体は?

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犬って全身に毛が覆われていて肌が見えにくいですよね。

 

なにげにふと体を撫ででいると「ガサっ」とした感触が・・・

 

よく見てみると黒いかさぶたができている。

 

散歩中に怪我でもしたのかな~と気にしていなかったのに、

 

違うところにも黒いかさぶたが・・・。

 

もしかして何かの病気かも?

 

今回は黒いかさぶたができる皮膚の病気を紹介します。

 

かさぶたの役割

かさぶたは怪我をした時に外傷の傷から血が出ないようにするために、

 

蓋の役割をしてくれるものです。

 

もう少し難しく説明すると、血小板やフィブリンっていう繊維状のタンパク質が

 

絡み合うことで固まって蓋をしてくれます。

 

かさぶたができる原因で多いのがこの3つ

 

  1. 痒くて掻きむしった
  2. 皮膚の病気
  3. 虫さされや寄生

 

黒いかさぶたの原因

黒いかさぶたができる原因は怪我をしたり、何らかの原因で血が出てしまって、

 

その血を止めるために出来ます。

 

黒いかさぶたが出来る皮膚疾患は

 

  1. 膿皮症
  2. 疥癬(ダニ)
  3. アレルギー

 

膿皮症とは?

 犬の皮膚には普段から菌が住んでいます。

 

体調が悪くなったりして、免疫力が低下してしまうと、

 

皮膚環境のバランスが崩れることがあります。

 

その時に皮膚に住んでいる菌が異常繁殖することで、

 

皮膚に発疹やかゆみがでたりする症状を膿皮症といいます。

 

黒いかさぶたは皮膚にかゆみが起こり、ワンちゃんが掻きむしって

 

血が固まった時にできるもので、特に心配しなくても大丈夫です。

 

犬の膿皮症になる原因と治すにはどうすればいいの?

 

疥癬とは?

ダニの一種の「ヒゼンダニ」が

 

犬の皮膚に寄生することによって起こる皮膚病で、

 

激しいかゆみを伴います。

 

これも膿皮症と同じく皮膚を掻きむしって血が固まることで、

 

黒いかさぶたができることがあります。

 

ワンちゃんのダニ対策

 

犬のアレルギーって?

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犬にはウイルスや細菌から体を守る免疫があります。

 

その免疫システムが不具合を起こして、本来は無害なものでも

 

過剰に反応してしまい、自分自身を傷つけることがあり、

 

これを「アレルギー」と呼んでいます。

 

免疫反応を引き起こす物質を抗体といって、

 

アレルギーの原因となる抗体をアレルゲンと呼んでいます。

 

アレルギーが起こる原因は?

人間とおなじでハウスダストであったり、花粉でも起こります。

 

ノミの唾液中に含まれるたんぱく質でもアレルギーが

 

起こることもあります。

 

よく話題にあがるのが食物アレルギー。

 

犬が普段食べているドックフードでもアレルギーを起こす場合もあります。

 

犬がアレルギーになりやすい食べ物

実は普段からよく食べるものがアレルゲンになる可能性が高いんです。

 

例えば、牛肉、鶏肉、ラム肉、大豆、小麦、とうもろこし、乳製品、添加物など。

 

ドックフードに入っているものばかりですね。

 

アレルギーによって起こる症状は?

アレルギーによって犬に起こる症状は、

  • 体の痒み
  • 発疹・湿疹
  • 脱毛
  • ふけが出る
  • 赤くなる
  • 足の裏や爪の間を舐めたり噛んだりする

 

 

アレルギーの疑いがあった時は?

ハウスダストなど原因がはっきりしている場合は部屋の掃除をしたり、

 

空気清浄機を設置したりと対策はできますが、

 

普通、原因はわかりにくいと思います。

 

普段の犬のしくさや症状をメモして、獣医さんに相談して原因を追究することを

 

おすすめします。