もしかしたら愛犬が皮膚病かもしれない

犬の皮膚病は様々な種類があります。知識がないと対処することが難しいです。このブログでは犬の皮膚に関しての症状や対処法を紹介していこうと思います。

愛犬が臭い原因は?ニオイはどこから?

愛犬のいつものニオイって気にならないんですが、

 

妙にいつもと違うニオイがする時ってありませんか?

 

一度気になりはじめたら、その原因を知りたくなるはずです。

 

まずは何処からニオイがするのか調べてみましょう!

 

愛犬の臭いは汗腺に関係しているかも?

汗をかくところを汗腺と言います。

 

汗腺には2種類あって

  • エクリン汗腺
  • アポクリン汗腺

があります。

 

犬はエクリン汗腺が鼻の頭や足の裏などの限られた場所しかないんです。

 

そのかわりに、体の表面全部にアポクリン汗腺があります。

 

アポクリン汗腺はエクリン汗腺と比べて脂分が多くベタつきがあります。

 

これが酸化したり細菌が繁殖すると、犬の独特の臭いになります。

 

耳のあたりから臭いがする場合

f:id:jima-blog:20180915162310j:plain

 

愛犬のおでこにスリスリしようと顔を近づけた瞬間、

 

耳のほうから「ぷ~ん」っと臭ったことはありませんか?

 

ミニチュアダックスのように耳が垂れた犬種に多いんですが、

 

耳の中にゴミや微生物などが入りやすく外耳炎という感染症に

 

かかっているかもしれません。

 

普段の仕草を思い出してみてください。

 

首を掻いたり、頭を振ったりしていませんか?

 

犬は直接、耳を掻くことができないのでそんな仕草をします。

 

治療には投薬が一般的で動物病院で処方してもらいましょう。

 

口から臭いがする場合

愛犬に顔を舐められた時に口が臭いと感じたことはありませんか?

 

口から臭いがする場合は歯が原因の場合と内臓が原因の場合があります。

 

調べ方は、布かガーゼで犬の歯を拭いたあとに

 

その布かガーゼを臭ってみてください。

 

臭かったら歯が原因の可能性があります。

 

歯の病気なら歯周病、歯肉炎、感染症などの可能性があります。

 

予防方法は日々の歯磨きをしっかりとやること!

 

歯磨きが嫌いな犬は口の中にブラシを入れるだけでいやがりますが、

 

出来るだけ毎日歯磨きをするだけで予防になります。

 

体(皮膚)から臭いがする場合

f:id:jima-blog:20180915162441j:plain

 

犬の肌から油っぽい臭いがするなら脂漏症の可能性があります。

 

別名はマラセチア皮膚炎と呼ばれるもので、

 

酵母菌の一種のマラセチアが増殖して皮脂を食べてしまって起こる病気です。

 

犬の体は足りなくなった皮脂を補おうとして過剰に皮脂を分泌してしまいます。

 

そのため、油っぽい臭いがしたり、炎症したり、痒みを起こします。

 

症状は口や鼻、わきの下肛門付近の弱いところに炎症が起こります。

 

長引くと皮膚が厚くなったり抜け毛がすごくハゲたようになります。

 

治療方法は薬用シャンプーを利用して、皮脂表面の油脂をしっかりと落とします。

 

治療の時のシャンプーの回数ですが週に数回行います。

 

シャンプーのやりすぎは良くないのでは?と思うかもしれませんが、

 

シャンプーの後にしっかりと保湿をしてあげると大丈夫なので安心してください。

 

痒みや炎症がなくなり、治ったかな~と思っても勝手に治療を止めてはいけませんよ!

 

完全に完治するまで獣医さんに相談しながら治療を行ってください。

 

最後に

犬の臭いの原因は様々です。

 

部位によって治療法が全く違いますので、自分で原因がわからない時は

 

掛かりつけの獣医さんに相談しましょう!

犬の毛が束で抜けちゃった。考えられる原因は?

普段から抜け毛が多いと思っていたけど、

 

ある時、毛が束でごっそりと抜け落ちちゃった経験ありませんか?

 

地肌が見えるくらい毛が抜けると何か深刻な病気かも?と心配になりますよね。

 

そんな焦る気持ちはわかりますが、落ち着いて症状を確認してください。

 

もしかしたらこんな病気かもしれませんよ。

 

真菌感染症

f:id:jima-blog:20180915102842j:plain

 

真菌とはカビの一種で、感染してしまうと激しい痒みと

 

抜け毛になってしまうのが特徴です。

 

治療から完治するまで数か月かかってしまうとてもやっかいな病気です。

 

犬がかかりやすい時期は生後すぐの免疫力が弱い時になりやすいです。

 

大きくなってからでもストレスや何らかの原因で

 

免疫力が低下したときに感染してしまうケースもあります。

 

どこから感染するの?

この真菌は土の中に多く生息しています。

 

散歩中に穴掘りをしたり、土の上で寝転んで遊んでいるときに感染しやすいです。

 

他にはすでに菌を持っている他のワンちゃんからも感染することがあります。

 

真菌感染症の見分ける方法は?

  • 毛を引っ張ると束で抜け落ちる
  • 毛を引っ張っても皮膚の反発がない
  • 痒みがある
  • 一部、完全に毛が抜けてハゲたようにみえる

 

このような症状がみられたら真菌感染症を疑ってみてください。

 

掛かりつけの獣医さんに皮膚細胞の検査をしてもらうと早期発見につながります。

 

人間にも感染するので注意が必要

f:id:jima-blog:20180915103816j:plain

 

この真菌感染症は人間にも感染することがわかっています。

 

気を付けてほしいのが、ワンちゃんがしゃんぷーした後に

 

タオルでふいてあげますよね。

 

そのタオルから感染したり、ワンちゃんをだっこしてあげたときに

 

そのまま菌が服に付着して感染したりします。

 

もし人間が感染すると、水虫やたむしを発症してしまいます。

 

治療はどうすればいいの?

基本的には動物病院へいって獣医さんと相談してください。

 

主な治療方法は

  • 服薬
  • 薬用シャンプー

 

服薬といってもカビをやっつけるものではなく、

 

これ以上掻きむしったりして悪化しないように痒みをおさえる薬です。

 

薬で痒みを抑えて、薬用シャンプーで患部の衛生管理を行いおます。

 

シャンプーの後の拭いてあげたタオルはしっかりと洗濯してください。

 

真菌はカビの一種なので感染拡大させないためにも洗濯は念入りに!

 

治療中の愛犬のために

症状が悪化すると全身の毛がぬけてしまうことがあります。

 

毛がなくってしまった地肌はとてもデリケートなので、

 

出来るだけ保護してあげてください。

 

厚めの服を着させてあげたり、掻きむしって

 

傷がつかないように爪を短くしてあげるのは基本中の基本です!

犬の黒いかさぶたは超危険!?その正体は?

犬って全身に毛が覆われていて肌が見えにくいですよね。

 

なにげにふと体を撫ででいると「ガサっ」とした感触が・・・

 

よく見てみると黒いかさぶたができている。

 

散歩中に怪我でもしたのかな~と気にしていなかったのに、

 

違うところにも黒いかさぶたが・・・。

 

もしかして何かの病気かも?

 

今回は黒いかさぶたができる皮膚の病気を紹介します。

 

かさぶたの役割

かさぶたは怪我をした時に外傷の傷から血が出ないようにするために、

 

蓋の役割をしてくれるものです。

 

もう少し難しく説明すると、血小板やフィブリンっていう繊維状のタンパク質が

 

絡み合うことで固まって蓋をしてくれます。

 

かさぶたができる原因で多いのがこの3つ

 

  1. 痒くて掻きむしった
  2. 皮膚の病気
  3. 虫さされや寄生

 

黒いかさぶたの原因

黒いかさぶたができる原因は怪我をしたり、何らかの原因で血が出てしまって、

 

その血を止めるために出来ます。

 

黒いかさぶたが出来る皮膚疾患は

 

  1. 膿皮症
  2. 疥癬(ダニ)
  3. アレルギー

 

膿皮症とは?

 犬の皮膚には普段から菌が住んでいます。

 

体調が悪くなったりして、免疫力が低下してしまうと、

 

皮膚環境のバランスが崩れることがあります。

 

その時に皮膚に住んでいる菌が異常繁殖することで、

 

皮膚に発疹やかゆみがでたりする症状を膿皮症といいます。

 

黒いかさぶたは皮膚にかゆみが起こり、ワンちゃんが掻きむしって

 

血が固まった時にできるもので、特に心配しなくても大丈夫です。

 

犬の膿皮症になる原因と治すにはどうすればいいの?

 

疥癬とは?

ダニの一種の「ヒゼンダニ」が

 

犬の皮膚に寄生することによって起こる皮膚病で、

 

激しいかゆみを伴います。

 

これも膿皮症と同じく皮膚を掻きむしって血が固まることで、

 

黒いかさぶたができることがあります。

 

ワンちゃんのダニ対策

 

犬のアレルギーって?

f:id:jima-blog:20180915084233j:plain

 

犬にはウイルスや細菌から体を守る免疫があります。

 

その免疫システムが不具合を起こして、本来は無害なものでも

 

過剰に反応してしまい、自分自身を傷つけることがあり、

 

これを「アレルギー」と呼んでいます。

 

免疫反応を引き起こす物質を抗体といって、

 

アレルギーの原因となる抗体をアレルゲンと呼んでいます。

 

アレルギーが起こる原因は?

人間とおなじでハウスダストであったり、花粉でも起こります。

 

ノミの唾液中に含まれるたんぱく質でもアレルギーが

 

起こることもあります。

 

よく話題にあがるのが食物アレルギー。

 

犬が普段食べているドックフードでもアレルギーを起こす場合もあります。

 

犬がアレルギーになりやすい食べ物

実は普段からよく食べるものがアレルゲンになる可能性が高いんです。

 

例えば、牛肉、鶏肉、ラム肉、大豆、小麦、とうもろこし、乳製品、添加物など。

 

ドックフードに入っているものばかりですね。

 

アレルギーによって起こる症状は?

アレルギーによって犬に起こる症状は、

  • 体の痒み
  • 発疹・湿疹
  • 脱毛
  • ふけが出る
  • 赤くなる
  • 足の裏や爪の間を舐めたり噛んだりする

 

 

アレルギーの疑いがあった時は?

ハウスダストなど原因がはっきりしている場合は部屋の掃除をしたり、

 

空気清浄機を設置したりと対策はできますが、

 

普通、原因はわかりにくいと思います。

 

普段の犬のしくさや症状をメモして、獣医さんに相談して原因を追究することを

 

おすすめします。

愛犬の皮膚疾患はどれだろう?5つの原因を紹介

愛犬の肌にブツブツができたり、

 

毛が油っぽくなり体臭がひどくなったり、

 

赤く腫れあがったりすると心配になりますよね。

 

ワンちゃんには色んな皮膚の病気が存在します。

 

もし、自分の愛犬がそんな皮膚の病気にかかってしまったとき、

 

あらかじめ原因を知ることが出来れば素早い対応ができます。

 

今回はワンちゃんのために覚えておいてほしい有名な5つの皮膚疾患を紹介します。

 

膿皮症

犬の皮膚には様々な細菌が存在します。

 

体調不良などで皮膚の環境バランスが崩れた時に

 

黄色ブドウ球菌という細菌が爆発的に繁殖します。

 

そのせいで犬の皮膚に痒みがでたり発疹ができます。

 

それが膿皮症の症状です。

 

 

 

脂漏症

別名マセラチア感染症とも呼ばれています。

 

症状は、皮膚が油っぽくベタベタしたり被毛からフケが出たり、

 

体の臭いがきつくなったりします。

 

犬の体についているカビ菌(マセラチア)が異常繁殖してしまい、

 

皮脂を栄養源としているカビ菌なので皮脂が急激に奪われます。

 

そのため、皮膚のバリア機能を失い免疫力低下したり、

 

皮脂を補うために新陳代謝が活発になり皮脂が大量に分泌されます。

 

皮膚がベタベタしている原因はこれです。

 

接触性皮膚炎

皮膚にシャンプーや洗剤、虫よけスプレーなどが

 

アレルゲンとして接触することで起こる皮膚炎のこと。

 

ワンちゃんによっては、おもちゃやカーペットでも

 

起こるので注意が必要です。

 

症状は炎症を起こして赤くなり、痒みもでます。

 

皮膚のアレルギーテストをおすすめします。

 

食物アレルギー

f:id:jima-blog:20180914210835j:plain

 

特定の食べ物が原因で起こります。

 

アレルギーによって起こる症状は、皮膚炎や鼻炎、腸炎など様々。

 

体を痒がったり、下痢や嘔吐、皮膚の弱い目の周りや口の周りなどが

 

赤くなったりします。

 

代表的なアレルゲンは牛肉、乳製品、鶏肉、大豆、小麦、とうもろこし、添加物など。

 

疥癬(カイセン)

ヒゼンダニによる皮膚炎のことです。

 

皮膚の表面に寄生し、角質層にトンネルを作って産卵します。

 

強い痒みを伴う皮膚病で、犬だけじゃなく人間にも感染するやっかいな病気。

 

疥癬の疑いがあればすぐに動物病院へ行ってください。

 


最後に

どの皮膚疾患の原因も治療するためには動物病院で診てもらう必要があります。

 

愛犬が皮膚を無性に気にしていたり、赤い発疹ができているのを発見したら、

 

愛犬のためにすぐに動物病院へ行きましょう!

うちの愛犬は大丈夫?ダニ対策をやらないとどうなる?

ワンちゃん友達の間でたま~に話題にあがるダニ対策。

 

うちの愛犬には関係ないと思っていませんか?

 

最近、愛犬が体を必要以上に痒がっていませんか?

 

もしそうなら、すでにワンちゃんの皮膚に喰いついちゃっているかもしれませよ!?

 

犬に寄生するダニとは?

f:id:jima-blog:20180913214226j:plain

 

ダニは動物に寄生して生活しています。

 

寄生したダニは血液や皮脂などをご飯として生きています。

 

よく犬に寄生するダニは3種類あります。

 

マダニ

マダニの大好物は犬の血液。

 

草むらなどに潜んでいることが多いです。

 

3種類の中でも一番発見しやすい大きさのダニで、

 

犬の血を吸って大きくなると500円玉くらいのサイズになることもあります。

 

こんなものが犬に寄生しているところを発見したら、

 

すぐにでも引きちぎりたくなる気持ちは分かりますが、

 

ちょっと待ってください!

 

マダニは皮膚の奥深くまで噛みついているので、

 

ちょっとした力では取れません。

 

最悪の場合、頭だけ皮膚の中に残して胴体だけちぎれることも・・・。

 

実はマダニにはウイルスや細菌を持っています。

 

そのウイルスの怖いところが、犬だけじゃなく人間にも感染する、、、

 

体に赤い発疹ができる日本紅斑熱や脳神経に影響が出るライム病などです。

 

もし愛犬の皮膚にマダニがついていたら、自分で外そうとせず、

 

動物病院へ直行してください!

 

ヒゼンダニ(かいせん)

このダニは肉眼ではものすご~く発見するのは困難です。

 

ヒゼンダニも犬から人間に感染するとても恐ろしいダニです。

 

犬がこのダニに寄生されると「かさぶた」から始まり、

 

強烈な痒みで皮膚がボロボロになり最悪の場合、命にかかわります。

 

愛犬に激しい痒みがみられたらすぐに獣医さんに診てもらってください。

 

治療は主に駆虫薬を用いて行います。

 

ニキビダニ

このダニは他のダニと比べて危険度は低いです。

 

犬の皮膚に寄生してもすぐに痒みなどがあらわれませんが、

 

体調が悪くなって免疫が落ちた時に増殖し、痒みなどの症状がでます。

 

ダニの予防方法は?

  • 家の中の環境作り(温度や湿度の調整、掃除)
  • 月に1度はシャンプー
  • 予防薬(獣医さんと相談)

 

いくつか予防方法はありますが、どの方法も完全に防ぐことはできません。

 

もし寄生された時にいち早く気づいて病院に連れて行ってあげることが

 

一番の方法だと思いますので、日ごろから愛犬のしぐさなどに注意を払ってあげてください。

 

ダニの治療法は?

愛犬が痒がっていたり、皮膚に異常が見つかったら必ず動物病院で治療してもらいましょう。

 

大きなマダニを発見して、すぐに取ってあげたい気持ちも分かりますが、

 

我慢して獣医さんに任せてください。

 

それがワンちゃんにとってもいちばんの治療法なんですから。

愛犬が膿皮症?3つの症状と治療方法!

ワンちゃんが一番かかりやすい皮膚病が膿皮症という病気。

 

膿皮症になるととても体が痒くなり、

 

ひどい時は夜も寝れないくらいになります。

 

そんな愛犬をみたくないですよね、、、

 

もし膿皮症になったら、どうケアしてあげたらいいの?

 

どうやったら治してあげられるの?の疑問を解決しましょう!

 

膿皮症ってどんな病気?

膿皮症は細菌が原因で起こる皮膚炎です。

 

犬の皮膚には色んな種類の菌がいるんですが、

 

ストレスや体調がすぐれない時に皮膚環境の抵抗が低下してしまうと、

 

黄色ブドウ球菌という菌が異常繁殖してしまうことがあります。

 

それにより、発心や痒みなどが起こってしまうんです。

 

進行の段階別に3つの呼び方があります。

 

表面性膿皮症

一番外側の皮膚に発生している膿皮症のこと。

 

小さいプツっとしたできものができます。

 

表在性膿皮症

毛の根本や、毛包と毛包の間に細菌が入り込んでしまってひどくなった膿皮症。

 

膿がつぶれて赤くなることも、、、

 

深在性膿皮症

細菌が奥の方まで入り込んでしまって真皮や

 

皮下組織まで広がってしまった膿皮症。

 

ひどくなると、かきすぎて出血してしまうこともあります。

 

こんなときは膿皮症と疑ってくだい

f:id:jima-blog:20180911213806j:plain

  • 鼻に発疹がみられる
  • 体に赤い発疹がある
  • 膿がでてジュクジュクしている
  • 湿疹が腫れあがっている
  • 膿疱がある

これ以外にもありますが、一つでもあてはまれば膿皮症の可能性があります。

 

どうやって治療するの?

症状や種類によって治療のやり方は変わってきます。

 

まずは掛かりつけの獣医に相談してください。

 

膿皮症の原因っていうのは獣医さんでも判断することが難しい病気です。

 

普段の愛犬の行動や症状を事細かに獣医さんに伝えることが治療への近道です。

 

その話をふまえたうえで、おおよその原因を特定していき、

 

治療をおこなっていきます。

 

一般的な治療方法

塗り薬

表面性膿皮症のような場合は塗り薬などを処方されるケースが多いです。

 

悪化しすぎると、塗り薬をぬっても効果がほとんどありません。

 

薬用シャンプー

他には薬用シャンプーを使用する場合もあります。

 

シャンプーといってもペットショップに普通に売っているものではなく、

 

薬用成分を肌につける目的のシャンプーです。

 

使用の際は獣医さんに相談してください。

 

抗生物質

これ以上、進行を抑えるために抗生物質の投与をする場合もあります。

 

ただ、細菌に合ったものでない場合にほとんど効かないこともあり、

 

様子をみて抗生物質の種類を変えて治療をおこないます。

 

自宅でできること

  • 毛足を短くカットしてあげる
  • ブラッシングをしてあげる
  • 食事などで汚れたらすぐにふき取ってあげる
  • しわの多い犬種はしわの間をタオルでこまめに拭いてあげる
  • 雨でぬれた時はドライヤーですぐに乾かしてあげる
  • ストレスをあたえない
  • 食事を見直す(栄養バランス)

 

最後に

膿皮症は日頃からワンちゃんとコミュニケーションを取り、

 

ワンちゃんの異変にすぐに気が付くことが出来れば、

 

未然に防ぐことができる病気です。

 

ワンちゃんが苦しむ姿を見たくなければ、

 

日頃から注意して早期発見できるように心がけてください。