愛犬の痒いのサイン見逃していませんか?皮膚炎の可能性も!?
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愛犬が一生懸命、自分の体を舐めたり噛んだりしていませんか?
痒みに耐えられずに床に体をこすりつけたりしていたら注意が必要です。
もしかすると皮膚のトラブルかもしれませんよ。
気づいた時には愛犬の皮膚が赤く炎症を起こしている可能性があります。
ひどくなるとかきむしって血が出たり、
脱毛してしまって禿げたようになることもあるので、
出来るだけ早く愛犬の異変に気付けるよう心掛けてください。
犬がなりやすい皮膚炎って?
毛が長いワンちゃんはなかなか皮膚の病気ってみつけることが困難です。
皮膚炎だと気づくきっかけはワンちゃんの痒みです。
ワンちゃんがいつも以上に体を掻いていたりしているところを見たら
皮膚炎かもしれませんよ!
犬がなりやすい皮膚炎は数種類あります。
- 膿皮症
- 真菌性皮膚炎(カビ)
- 脂漏症(マラセチア皮膚炎)
- 細菌性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
膿皮症
もともと犬の皮膚に住んでいる黄色ブドウ球菌が
犬の免疫のバランスが崩れた時に大量に増殖して起こる皮膚炎です。
皮膚に湿疹、赤み、かゆみ、フケ、脱毛などの皮膚病変がみられます。
真菌性皮膚炎(カビ)
真菌性皮膚炎も犬の皮膚に潜伏しているカビによって起こる皮膚炎。
こちらも免疫力が低下してしまった時に皮膚のバリア機能が弱まります。
バリア機能が弱まったことでカビが感染してしまいかかる病気です。
脂漏症(しろうしょう)
別の名前がマラセチア皮膚炎と呼ばれています。
この皮膚炎はマラセチアという菌が増殖して皮膚を食べて起こる皮膚炎。
皮膚が油っぽくなったり、フケがでたり痒みも伴います。
細菌性皮膚炎
赤い発疹がでたり、強い痒みがでたりする皮膚炎です。
よくアレルギーと間違われます。
皮膚に住み着いている細菌が感染してしまい、
急激に増殖して起こる皮膚炎で、ひどくなると化膿してしまうことがあります。
よくお腹や股の内側のような弱い皮膚に皮疹がみられます。
アトピー性皮膚炎
最近、増えている皮膚炎で食べ物を食べて起こるアレルギーと違って、
呼吸する時にアレルゲンを吸い込み起こる皮膚炎。
アトピー性皮膚炎を持ったワンちゃんは強い痒みに襲われます。
特に夜の寝る時に体をかいてしまうことが多いのが特徴です。
人間と同じでステロイドを使用する場合もあります。
基本的には軟膏で治療していきます。
最後に
大事なワンちゃんが皮膚の病気にならないためにも、
普段の生活を見直してみてください。
免疫力が低下しないように、ストレスを与えていないか。
しっかり栄養が取れるようにご飯のことを考えているか。
ハウスダストでアトピーにならないためにもちゃんと掃除をしているか。
など、ワンちゃんのために出来るとこはいくらでもあります。